寒さで体が震える現象のことを「 シバリング 」という
シバリング ( shivering )とは
シバリング とは、身体が小刻みに震える(身震い)など骨格筋に起きる自分の意志ではない小刻みな収縮運動のことを表す医学用語です。
シバリング には大きく分けて以下の2つのものがあるそうです。
- 体温調節性 シバリング (体温低下時の震え)
- 非体温調節性 シバリング (痛みによる震え)
体温調節性シバリング
体温調節性 シバリング は当たり前の話なのですが、 ”痛みによる震え” の場合も シバリング なんですね!
体温調節性 シバリング は身体を温める為の生理現象で恒温動物では必須スキルのようなもの。
いや、あとで身に付ける能力ではないのでアビリティかな?
ちなみに、風邪による悪寒も シバリング の一種に分類されるそうですよ(´・ω・`)
非体温調節性シバリング
非体温調節性 シバリング の原因は痛みだそうですが、人ってなぜ痛いと震えるんでしょうね?
こういった痛みは 振戦 と呼ぶそうなんですが、発生にはいろんな原因があるとのこと。
しかし、 振戦 が起こることによる身体への影響に関する情報は見つけられませんでした。(2019年現在)
生理現象である以上、なにか理由(何かを緩和させる為とか、脳への障害を避ける為とか)があると思うんですがね…..。
Tips
- 北海道の方言で、凍えるほど寒いことをで ” しばれる ” という。もしかしたらこれが語源かも?!
- シバリング による熱生産量は、安静時の約6倍にもなる。
- シバリング の際の酸素消費量は、安静時の約2倍。