走り幅跳びには空中で回転して飛ぶ禁じ手がある
どんな飛び方なの?
1970年にアメリカの運動力学者が考案した空中で回転して跳ぶ「空中回転跳」である。
この跳び方は力学的に見て従来よりも60㎝記録が伸びると期待された飛び方でした。
その技名は『空中回転跳』
「空中回転跳」 は従来の跳び方と比べ力学的に見て非常に合理的な跳び方で有利であると言われていました。
なかなかカッコ良さそうなネーミングなのですが、この技は禁止とされてしまったらしいのです。
それはなぜなのでしょう?
どうして禁止されたのか
走幅跳の競技規則が記載された「陸上競技ルールブック」の第185条 走幅跳 の項目に、「次のような場合は無効試技とする。」と記載されている。
それは、『助走あるいは跳躍動作中に宙返りのようなフォームを使ったとき。』とのこと。
明らかに「この技に対して禁止します」と宣言しているような内容ですね(。-`ω-)
禁止された理由はいたってシンプルで、
大変危険である
とのこと(笑)
しかし、競技である以上、元から多少の危険はあるのでは?と私は思うのですが….。
だって、棒高跳びとかめっちゃ危険だし、違う競技にしても体操とかだと宙返りとか普通の技ですからね。
だいたいの競技では、新記録が出そうな戦略などは次の大会で禁止されるケースは珍しくないですよね(笑)
いったいだれの陰謀なのでしょうかねぇ(。-`ω-)
Tips
- 禁止されたのは、公式試合で使用されるようになってわずか半年後(1974年8月)