肉食恐竜ティラノサウルスは痛風に悩んでいた
痛風ってどんな病気だっけ?
痛風(つうふう、gout)とは、尿酸が体内で析出して結晶ができることにより、関節炎などを来たす疾患である。背景には高尿酸血症などが存在する。
~中略~
症状
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関節に激烈な痛みが起こり、発赤や発熱を伴う。尿酸の結晶は比重が高く重力に引かれて足部に沈着しやすいため、痛風発作(痛風性関節炎)は足趾(特に母趾MP関節)に好発する。初発症状は足部であることが多いが、足関節、膝関節から発症することもある。足の親指の付け根やアキレス腱部分などに発作が起きると痛みを感ずるだけではなく、歩行困難となる場合もある。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。発作の痛みは強く、非常に苦痛を伴う。また、耳介などに痛風結節と呼ばれる皮下結節を作ることがあり、これが診断の助けとなる。X線では骨髄腫のようにpunched out(打ち抜き)と呼ばれる骨破壊像が見える。痛風と鑑別を要する関節炎の疾患としては関節リウマチ、変形性関節症、偽痛風がある。
なんでティラノサウルスが痛風に?
ティラノサウルスといえば皆さんご存知のように、6500万年前白亜紀の時代に存在した史上最強最大の肉食恐竜ですよね。
そんなティラノサウルスが痛風だったなんて、信じられますか?
でもこれ、事実なようです。
情報によれば1990年にアメリカで発掘されたティラノサウルスの化石から痛風独特の骨が丸く溶ける症状が発見されたそうです。
痛風の原因
「赤身肉と内臓肉の食べ過ぎ」という説がありますが、はっきりとした原因は不明なのだそう。
Tips
- ワニ類,カメ類,鳥類,トカゲなども痛風になる。
- 同じ肉食でもライオンは体内の機能が強いため、痛風にならない。