江戸時代にはオナラをした人の身代わりになる役職があった
オナラが家紋を傷つける!?
江戸時代では人前でオナラをする事は非常に下品な行為で、「放屁娘」と呼ばれるなど家紋を傷つけることもあったそうだ。その為万が一に備え、身代わりとして人を雇っていたという訳だ。
オナラをした人の身代わりになる役職を「屁負比丘尼(へおいびくに)」という。(「比丘尼」は「尼さん」の事を意味する。)
「屁負比丘尼(へおいびくに)」とは、良家の妻女や娘に付き添い、放屁などの過失の責めを代わりに負った比丘尼と「日本国語大辞典」に書かれている。
最後に一つ確認ですが・・・
平成から令和に変わった現代の日本においても「人前でオナラをする事は下品な行為である」という認識で間違いありませんよね?(゚д゚)!
Tips
- 良家の娘と阿吽の呼吸で身代わりになることができる優秀な「屁負比丘尼(へおいびくに)」は家族からとても慕われていた。