ヘリコプターはエンジンが止まっても墜落しない

ヘリコプター
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

なんで墜落しないの?

普通に考えれば、動力元であるエンジンが停止するという事は、動力で生み出している浮力も無くなるわけで、物理的に落下するのは必然なような気がしますよね?
それではなぜ、ヘリコプターは墜落しないのでしょうか。
その秘密は「オートローテーション」という状態になるように設計されているためだそうです。

オートローテーション

「オートローテーション」とは、ローターを下から上に通過する空気によって回転している飛行状態である。
これはエンジン停止後もメインローターが回転できるように、フリーホイール機構で設計されている為、実現できる状態です。
そのため、もし飛行中にエンジンが停止しても、回転翼の角度を調整することで、落下中の下からの空気の流れをうまく利用し、ブレーキにしながら降りる事が出来るのだそうです。

Tips

  • あくまで緊急用です。
  • 運転席にあるスロットルレバーで回転翼を地面と水平にすることで可能となる。
  • 高度が500m以上であれば、安全に着陸が出来る。
当時のトリビアの泉をYouTubeで見つけたので、リンクを貼っておきます。