せんぷう機の弱の回転速度よりヘリコプターの回転速度の方が遅い
せんぷう機の弱の回転速度よりヘリコプターの回転速度の方が遅い
これは意外だと思う方も多いのではないでしょうか。
だって扇風機よりもゆっくり回っている翼で空を飛べるはずがない…….。
普通に考えればそうですよね?
果たして本当に、扇風機よりも回転速度は遅いのでしょうか。
早速見ていきましょう。
回転数の比較
まず扇風機の回転は1分間に約1000~1500回。
それに対して、ヘリコプターはというと
なんと 400〜600回転 程度!!
これは驚きですよね! なんと半分以下なんです!!
それにしても、なぜそれで浮くことが可能なのでしょうか? 気になります。
回転数よりも〇〇が大事
重要なのは回転数よりも、翼の大きさとその長さ。
翼が大きく、長いほど、発生する風量は大きくなります。
ただし大き過ぎれば抵抗が増えてしまいますし、長すぎれば不安定になってしまいます。 ヘリコプターの翼は非常に絶妙なバランスで成り立っているのです。
試しに竹とんぼで実験してみるとわかりやすいでしょう。
1つは羽を短くしたもの、もう1つは普通の竹とんぼを用意します。
羽を短くした方は、かなり高速で回転させてもすぐに落ちてしまいますが、普通の竹とんぼは軽い回転で簡単に飛ぶはずです。
Tips
- 扇風機がヘリコプターのように飛ぶためには、150000回転/分くらいしないといけないそうです。